こんにちは。長崎・思案橋で「炭火やきとり武将門」の三代目をしている、熊谷将希(マサキ)です。
ぼくはITのスキルがゼロのところから、2019〜2020年にWebの世界に入りました。そして2021年から、NFTに夢中になってきました。
この記事では、NFTを買うまでの流れを、初めての方にもわかるように順番に書きます。アプリやサイトの画面はよく変わるので、細かいボタンの押し方ではなく、流れと考え方、気をつけることにしぼりました。
NFTそのもののしくみを先に知りたい方は、こちらをどうぞ。
» NFTとは?長崎の焼き鳥屋が考える、ブームが去った今こそ知りたい本当の使いみち
この記事でわかること
- NFTを買うまでの4つの流れ
- ガス代とは何か
- 偽物・偽サイト・勝手に届くNFTへの備え
- 国内の取引所のNFTマーケットプレイスという選び方
- 買う前に知っておきたい注意点
NFTを買うまでの4つの流れ

NFTの多くは、イーサリアムなどのブロックチェーンの上で売り買いされています。ブロックチェーンのしくみは、こちらにまとめています。
» ブロックチェーンとは?わかりやすく、長崎の焼き鳥屋の三代目が解説|しくみ・使いみち・苦手なこと
日本円でそのまま買えるとはかぎらないので、一般的には次の4つの流れになります。
STEP
国内の取引所で口座をつくり、ETHなどを買う
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取引所からウォレットへ送る
買ったETHを、取引所から自分のウォレットのアドレスへ送ります。送り先のアドレスとネットワークを確かめるのがいちばん大切です。送るときの手数料も忘れずに。
» 暗号資産の送金のやり方
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マーケットプレイスでウォレットをつなぎ、買う
NFTを売り買いするサイト(マーケットプレイス)にウォレットをつなぎ、ほしい作品を選んで買います。買ったNFTは、自分のウォレットのアドレスに記録されます。
「ガス代」はかならずかかる
ウォレットからNFTを買うときなど、イーサリアムの上で何かをするたびにガス代という手数料がかかります。
ethereum.orgの説明では、ガス代はネットワークの混み具合で上下します。また、取引が途中で失敗しても、ガス代は払われることがあります。作品の値段のほかに、ガス代の分も余裕を見ておきましょう。
長崎の焼き鳥屋の三代目が考える、マーケットプレイスの選び方

マーケットプレイスには、海外のサイトもあれば、国内の取引所が運営しているものもあります。初めての方は、運営している会社がはっきりしているところから見てみるのが安心だと考えています。
国内の取引所のNFTマーケットプレイス
たとえば、CoincheckにはCoincheck NFTというNFTのマーケットプレイスがあります。公式の取引説明書で確かめたことを、かんたんにまとめます。
- Coincheckの口座が必要
使うには、先にCoincheckで暗号資産の口座をつくっておく必要があります - 口座にある暗号資産で買う
買うときは、口座に買う分以上の暗号資産が必要です。サイトの一覧では、値段がETHで表示されていました - 外からNFTを入れるときはガス代が自分持ち
決められたウォレットから入れることができ、そのときのガス代は自分で払います - 手数料がかかる
売れたときの販売手数料と、外へ出すときの出庫手数料があります
国内の取引所の中で売り買いが完結するので、ウォレットをつなぐ操作に不安がある方には、入り口のひとつになると思います。
ただし、取引説明書にはNFTは法律上の「暗号資産」には当たらず、分別管理の対象ではないこと、出品の正しさを会社が保証するものではないことも書かれています。使う前に、取引説明書と利用規約は読んでおきましょう。
ぼくが最初に口座を開いたのも、Coincheckでした。まずは口座だけつくっておくと、ETHを買うところまでは進められます。
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NFTを買う前に知っておきたい注意点

いいことばかりは書きません。ここからは、ethereum.orgとCoincheckの公式の説明をもとに、気をつけたいことをまとめます。
注意点
- 偽物の作品に気をつける
見た目だけなら、まねした作品もつくれます。ethereum.orgでは、チケットのNFTを例に、コントラクトアドレスを確かめれば本物かどうかがわかると説明しています。作者や運営が公式に出しているアドレスと見くらべましょう - 偽サイトに気をつける
リンクを開いたあとも、サイトのドメインが正しいか確かめます。SNSのリンクの見た目は、ごまかされることがあります - 勝手に届いたNFTはさわらない
身に覚えのないNFTやトークンがウォレットに届くことがあります。ethereum.orgでは、詐欺サイトへ誘うためのえさになりうると注意しています - よく分からない「承認」をしない
ウォレットをつなぐと、署名や承認を求められます。使える量に上限のない承認は出さず、要らなくなった承認は取り消すよう、ethereum.orgはすすめています - 復元用の言葉はだれにも教えない
秘密鍵や復元用の言葉を聞いてくる正しいサービスはありません。画面の写真も撮らないようにしましょう
だましの手口や、口座の守り方はこちらにまとめています。
» 暗号資産の口座のセキュリティ対策|長崎の焼き鳥屋の三代目が公式の案内でまとめた二段階認証・パスワード・偽の連絡への備え
» 暗号資産の詐欺の見分け方|長崎の焼き鳥屋の三代目が金融庁・警察庁の注意喚起でまとめた5つのサインと相談窓口
値段が下がることも、売れないこともある
Coincheck NFTの取引説明書には、NFTの価値はだれかが保証しているものではないこと、値動きで損をすることがあること、出品しても買う人がいない場合があることが書かれています。NFTの値段は、ETHなどの暗号資産の値動きにも左右されます。
だからこそ、ぼくはなくなっても生活に困らない金額で、本当にほしいと思える作品を選ぶのがいいと考えています。「値上がりしそうだから」より、「この作者を応援したい」「このコミュニティに入りたい」という気持ちで選ぶほうが、後悔が少ないと思っています。
よくある質問
Q. NFTは日本円で買えますか?
A. 多くのマーケットプレイスでは、ETHなどの暗号資産で買います。まずは国内の取引所で日本円から暗号資産を買うところから始めます。
Q. ウォレットは必ず必要ですか?
A. 自分のウォレットをつなぐマーケットプレイスでは必要です。Coincheck NFTのように、取引所の口座にある暗号資産で買える場所もあります。
Q. 作品の値段のほかにかかるお金はありますか?
A. ウォレットから買うときはガス代、取引所からウォレットへ送るときは送金の手数料などがかかります。
最後に
NFTの買い方は、取引所でETHなどを買う・ウォレットを用意する・ウォレットへ送る・マーケットプレイスで買うの4つの流れです。
大切なのは、あせらないこと。偽物や偽サイト、よく分からない承認に気をつけて、少しずつ慣れていけば大丈夫だと考えています。
ブロックチェーン・NFT・ステーブルコインを、どの順番で学ぶといいかはこちらにまとめています。
» Web3.0 入門ガイド|長崎の焼き鳥屋の三代目がまとめた、ブロックチェーン・NFT・ステーブルコインを学ぶ順番
長崎の小さなまちから、今日も世界へ。現場からは、以上です。
※この記事は情報提供を目的としたもので、特定のNFTや暗号資産の購入をおすすめするものではありません。NFTや暗号資産は価格が変動し、損失が出ることや、売れないことがあります。取引の前に、各サービスの利用規約・取引説明書・手数料のページを必ず確かめ、ご自身の判断と責任で、余裕資金の範囲で行ってください。内容は、2026年10月18日時点のethereum.org(NFT・セキュリティ・ガス代のページ)、Coincheck NFTの公式ページと「Coincheck NFT取引説明書」、Coincheckの手数料のページの情報です。サービスの画面や内容は変わることがあります。写真:Unsplash(Ren Arante、Shubham Dhage、Deng Xiang、Logan Voss)