こんにちは。長崎・思案橋で「炭火やきとり武将門」の三代目をしている、熊谷将希(マサキ)です。
最近、ぼくはホームページづくりをAIに全部任せています。お店のホームページも、英語・韓国語・中国語のページまで、AIと一緒に作りました。長崎は観光で訪れる海外のお客さんも多いまちなので、外国語のページは心強い味方です。
使えば使うほど思うのは、飲食店こそAIを使うべきだということです。
人手が足りない。時間がない。でも、やることは山ほどある。そんな現場にこそ、AIは力を発揮してくれます。
この記事では、飲食店で今日から試せるAIの使い方を5つ紹介します。
この記事でわかること
- 飲食店がAIを使うべき理由
- 今日から試せる5つの使い方
- 使うときに気をつけたいこと
なぜ、長崎の飲食店こそAIなのか
飲食店の仕事は、料理をつくって、お客さんをもてなすことです。
でも実際には、それ以外の仕事がたくさんあります。SNSの投稿、口コミへの返信、メニューづくり、仕込みの計算、ホームページの更新。どれも大事だけれど、営業の合間や閉店後にやるのは、正直しんどい。
AIは、こうした「料理と接客以外の仕事」を手伝ってくれます。そのぶん、炭の前に立つ時間や、お客さんと話す時間を増やせる。ぼくは、そこにいちばんの価値があると思っています。
今日からできる5つの使い方
使い方1:メニューの説明や外国語訳
「つくね」「せせり」「ぼんじり」。日本の焼き鳥の言葉は、海外のお客さんにはなかなか伝わりません。
AIに「この焼き鳥を、観光で来た外国の方にわかるように、英語で短く説明して」と頼むと、説明文の下書きをつくってくれます。韓国語や中国語にもできます。
使い方2:SNSの投稿文
「今日のおすすめ」「臨時休業のお知らせ」「新メニュー」。毎日の投稿の文章を考えるのは、意外と時間がかかります。
伝えたいことを箇条書きでAIに渡して、「お店のInstagram向けに、やわらかい言葉で」と頼めば、たたき台ができます。あとは自分の言葉で少し直すだけです。
使い方3:口コミへの返信の下書き
いただいた口コミには、できるだけ返信したい。でも、忙しいとつい後回しになります。
口コミの内容をAIに見せて、「お礼を伝える返信を考えて」と頼むと、下書きをつくってくれます。厳しい口コミへの返信も、言葉づかいを落ち着いて整えるのに役立ちます。
使い方4:仕込みや発注の計算

「予約が30人入ったら、つくねは何本仕込めばいい?」「この材料を何キロ頼めばいい?」
こうした計算や、シフト表のたたき台づくりも、AIの得意なことです。数字を渡して、条件を伝えるだけで、表にまとめてくれます。
使い方5:ホームページの更新
ぼくがいちばん助けられているのが、これです。
お店のホームページの文章を直したい、写真を入れ替えたい、外国語のページを足したい。以前なら業者さんに頼んでいたことも、いまはAIと一緒に進められるようになりました。
まさき
ぼくがやるのは、ログインとボタンを押すくらい。本当にそれだけでした。
くわしくは、こちらの記事に書いています。
» ホームページづくりを、いまAIに全部任せています
使うときに気をつけたいこと
注意点
- 最後は、必ず人の目で確かめる
AIはまちがえることがあります。とくにアレルギーや値段、営業時間は、必ず自分で確かめてから出すこと - お客さんの個人情報は入れない
名前や電話番号など、予約の個人情報はAIに入れないようにしましょう - 自分の言葉を少し足す
AIの文章をそのまま出すより、ひとこと自分の言葉を足すほうが、お店らしさが伝わります
最後に
AIは、料理をつくってはくれません。お客さんの顔を見て、「今日は何にしますか」と声をかけることもできません。
でも、そのまわりの仕事を手伝ってもらうことで、人にしかできない仕事に、もっと時間を使えるようになります。
AIを使うことは、手を抜くことではなく、大事なことに力を注ぐための工夫だと、ぼくは思っています。
ChatGPT、Claude、Geminiなど、無料から試せるAIもたくさんあります。まずは、明日のSNSの投稿文から頼んでみてください。
長崎の小さなまちから、今日も世界へ。現場からは、以上です。
写真:Unsplash(Clay Banks、SpotOn)