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暗号資産(仮想通貨)公開日

書いた人:熊谷将希(長崎・思案橋「炭火やきとり武将門」三代目)

暗号資産の「取引所」と「販売所」の違いとは?長崎の焼き鳥屋の三代目が手数料・スプレッド・使い分けをやさしく解説

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チャートの画面の前に並べた、ビットコインとイーサリアムのコイン

こんにちは。長崎・思案橋で「炭火やきとり武将門」の三代目をしている、熊谷将希(マサキ)です。

暗号資産の口座をつくると、すぐに出てくるのが「取引所」と「販売所」という2つの言葉です。

「名前が似ていて、ちがいがわからない」

「どっちで買えばいいの?」

そう思った方も多いはずです。じつはこの2つ、だれと売り買いするのかがまったくちがいます。そして、そのちがいがコストにも関わってきます。

この記事では、Coincheck(コインチェック)を例に、取引所と販売所の違いを、できるだけやさしく整理します。

この記事でわかること
  • 取引所と販売所の、いちばん大きな違い
  • 手数料と「スプレッド」の考え方
  • Coincheckでの、それぞれの使える場所
  • 初心者の方の使い分けの考え方

取引所と販売所の違いは「だれと売り買いするか」

ひとことで言うと、次のちがいです。

  • 販売所
    暗号資産の会社(Coincheck)を相手に売り買いします
  • 取引所
    ほかの利用者どうしで売り買いします

身近なものにたとえると、販売所は「お店で、決まった値段で買う」、取引所は「フリーマーケットで、売りたい人と買いたい人の値段が合ったら成立する」というイメージです。

  • 値段の決まり方
    販売所は、Coincheckが出す値段で売り買いします。取引所は、利用者どうしの「売りたい」「買いたい」で値段が決まります
  • 注文のしかた
    販売所は、買いたい数量(金額)を入れるだけです。取引所は、注文の一覧(「板」といいます)を見ながら注文を出します
  • 成立のしやすさ
    販売所はすぐに成立しやすく、取引所は値段が合う相手がいないと、成立まで時間がかかることがあります

販売所のしくみと「スプレッド」

手に持ったスマートフォン

販売所のいいところは、操作がかんたんなことです。Coincheckのアプリでは、「販売所」を開いて通貨を選び、金額を入れて「購入」をタップするだけで買えます。ビットコインは500円から買えます。

Coincheckの販売所では、取引手数料は無料です。

ただし、販売所には「スプレッド」があります。スプレッドとは、買う値段と売る値段の差のことです。同じ時間でも、買う値段のほうが高く、売る値段のほうが安く出されています。

たとえば、Coincheckの公式コラムでは、ある時点のビットコインの例として、買う値段が13,785,497円、売る値段が12,980,269円で、その差の805,228円がスプレッドだと説明されています。

この差が、販売所での実質的なコストになります。Coincheckの手数料のページでは、販売所の手数料相当額は0.1〜5.0%(一部の銘柄は1.7〜7.0%)と案内されています。相場が急に動いたときなどは、これより広がることもあります。

まさき

「手数料無料」と書いてあっても、スプレッドというコストがある。ここは、ぜひ覚えておいてほしいところです。

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取引所のしくみと手数料

タブレットに映したチャートを指でさわっている

取引所は、利用者どうしで売り買いする場所です。値段は、売りたい人と買いたい人の「需要と供給」で決まります。

Coincheckの取引所の手数料は、ビットコイン(BTC)なら0%です(2026年10月18日時点。銘柄によっては0.05〜0.1%かかるものもあります)。販売所のようなスプレッドの影響も受けないので、コストをおさえやすいのが取引所のいいところです。

そのかわり、少しだけ知識が必要です。取引所では、次のような注文のしかたを使い分けます。

  • 指値(さしね)注文
    「この値段になったら買う(売る)」と、値段を決めて出す注文です
  • 成行(なりゆき)注文
    値段を決めず、そのときの値段で売り買いする注文です
  • 逆指値(ぎゃくさしね)注文
    決めた値段に届いたら注文が出るしくみで、損を広げないために使われることがあります
Coincheckの取引所で気をつけたいこと
  • スマホのアプリからは使えません
    「Coincheck取引所」は、Web版のメニューから使います。おすすめの環境は、パソコンのGoogle Chromeの最新版と案内されています
  • すべての通貨があるわけではありません
    取引所で売り買いできるのは26種類です(2026年10月18日時点)
  • 思った値段で成立しないことがある
    注文のしくみを知らずに操作すると、思わぬ値段で成立することもあります

長崎の焼き鳥屋の三代目が考える「使い分け」

天秤の上で釣り合う大小の球

ここからは、ぼくの考えです。

  • 初めての方・少しの金額なら「販売所」
    操作がかんたんで、スマホのアプリで完結します。スプレッドというコストがあることを知ったうえで、まずは少しだけ持ってみるのに向いていると考えています
  • 慣れてきて、コストをおさえたいなら「取引所」
    パソコンで操作し、注文のしかたを覚える必要があります。そのぶん、コストをおさえやすくなります
  • コツコツ続けたいなら「積立」という方法も
    決まった金額を自動で買っていく方法です。こちらにも手数料相当額があるので、条件は確かめておきましょう

どれが正解、というものではありません。大切なのは、それぞれのしくみとコストを知ったうえで、自分で選ぶことだと思っています。

積立のやり方は、こちらの記事にまとめています。

» 暗号資産の積立のやり方|Coincheckつみたての始め方・メリット・注意点

知っておきたい注意点

注意点
  • 値段は大きく動きます
    取引所でも販売所でも、暗号資産の価格は大きく上がることも下がることもあります。元本は保証されません
  • 相場が荒れると、意図した取引ができないことがある
    相場の急な変化や、売り買いが少ないときは、売り買いの値段の差が広がったり、注文の受け付けが止まったりすることがあります
  • 手数料の条件は変わることがある
    取引の前に、Coincheckの「手数料」のページで最新の内容を確かめましょう

最後に

取引所と販売所の違いは、だれと売り買いするか。そして、その違いがコストと手軽さの違いになります。

  • 販売所
    かんたん・すぐ成立。そのかわりスプレッドがある
  • 取引所
    コストをおさえやすい。そのかわり少し知識が必要で、Coincheckではパソコンから

まだ口座がない方は、口座開設とビットコインの買い方をまとめたこちらの記事もどうぞ。

» 【初心者向け】ビットコインの買い方|Coincheckアプリでの3ステップ

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長崎の小さなまちから、今日も世界へ。現場からは、以上です。


※この記事は情報提供を目的としたもので、特定の暗号資産の購入や、特定の取引方法をおすすめするものではありません。暗号資産は価格が変動し、損失が出ることがあります。取引の前に、Coincheckの「重要事項説明書」や「手数料」のページを必ず確かめ、ご自身の判断と責任で、余裕資金の範囲で行ってください。手数料・取り扱い通貨数・使える環境は、2026年10月18日時点のCoincheck公式サイト・公式コラム・ヘルプの情報です。スプレッドの金額は、Coincheckの公式コラムにのっている例で、いまの値段ではありません。写真:Unsplash(Pierre Borthiry - Peiobty、Rodion Kutsaiev、Jakub Żerdzicki、Myles Bloomfield)

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