『お金の自由』と『時間の自由』
この両方を手に入れたいと思いませんか?
どうも、まさき(@masaki_2papa)です。
今回はこちらの本を参考に『お金の自由』と『時間の自由』を両方手に入れる方法を解説します。
お金があることと時間があることは両立可能
「たくさん働いた分だけお金はもらえるけど、その分時間はなくなる」と思っている方が多いようですがそれは間違い。
今回はお金にも時間にも余裕を持ち、働く場所にも縛られずに自分の好きなように生きる人生を手に入れた人を「経済的自由人」と呼びます。
お金と時間の両方を手に入れるための思考法
お金の時間の両方を手に入れたいのであれば、まずは「経済的自由人」の考え方をインプットしましょう。
- 安定より自由を求める
- できないことを気にしない
- 怖くてもリスクを取る
- 将来のための『先払い』をする
成功するかしないかは考え方のクセで決まります。
『経済的自由人』と『経済的不自由人』では根本的な考え方が違うのです。
①安定より自由を求める
経済的自由人には自由を求め、経済的不自由人は安定を求める考え方です。
時間にもお金にも余裕がない経済的不自由人は安定を求めてしまう傾向があります。
たとえば自分の仕事を決める際に、
- 福利厚生の良さ
- いかに収入が安定しているか
これらを基準に仕事を選びます。
まさに『安定』を求めているのです。
そういう人は生活に保障があることを好み、新しい挑戦には憧れての行動はしません。
だから時間をお金で買い続けることしかできないのです。
安定ばかりを追いかけていては、収入が大きく変わることはないし、人生の新しいステージに行くことができません。
それに対して経済的自由人は、安定することよりも楽しいことや新しい挑戦を常に求めています。
安定的な収入がある仕事を続けることよりも、自分の理想の生活を実現することを望み、新しいことにどんどん挑戦していくことができるのです。
逆に言うと『自由な生活』はそれを望み、挑戦した者にしか与えられないようになっています。
安定を求め挑戦を避けていては、いつまでたっても自由にはなれないのです。
②できないことを気にしない
経済的不自由人は、
- 合うor合わない
- できるorできない
この尺度で物事を判断します。
自分にできる範囲の事しか選択しようとしません。
就職先を選ぶ際も、
自分にできそうな仕事なのか?
その仕事が自分に合うのか?
だけで判断しています。
当然のことながら、すでにできることだけを仕事にしても新しいことをできるようにはなりません。
『できること』の幅も広がらないので人的価値も上がりにくいです。
スポーツで例えてみます。
野球の練習をしている際に「できるかわからないから……」と言ってヒットを打つ練習をしようとしなければ、いつまでたってもヒットは打てるようになりませんよね?
ヒットを打てるかどうかを考える前にヒットを打つ練習をしようとする心構えがなければ、ヒットを打てることは永遠にありません。
経済的自由人の場合は「できるかできないか?」よりも「自分にとって価値があるかどうか?」を重要視します。
今できないことであったとしても、自分にとって必要なことならやってみる姿勢が強いのです。
今はヒットが打てなかったとしても、試合で勝つためにヒットを打つ技術が必要ならそれを練習するのです。
できることだけやっているよりも、圧倒的に成長するのはわかりますね?
そもそも最初から完璧にできることなんてありません。
しかし、やろうと思わなければできるようには絶対にならないのです。
つまり『できるできない』の話は結局のところ『やったかやってないか』の差でしかありません。
③怖くてもリスクを取る
経済的に不自由な人は『リスク』を嫌います。
リスクを取ることを嫌がるし、一切損をしたくないと考えるのです。
例えば、
- 資産が少しでも減るリスクがあるなら、投資には挑戦したくない
- 今の職場には不満があるけど、転職失敗のリスクを考えると結局は転職活動すらしない
こんな感じで自分にとって少しでもリスクがあると感じる行動を取りたがりません。
経済的自由人はリスクを取ることで、そこから可能性が生まれることを知っている
例えば、
つまりリスクをとれば結果はどうであれ、必ずその分だけ得られるものがあることを知っているのです。
頭で考えていたとしても、実際にリスクをとって行動してみなければわからないことは世の中にはたくさんあります。
行動する前からあれこれ心配して行動しないより、ある程度のリスクがあることを覚悟して実際に行動に移してみた方が得られるものは大きいのです。
④将来のための『先払い』をする
経済的に不自由な人は、働いたらすぐにその対価を求めようとします。
例えば会社やアルバイト先からの給料のように、働いた分のお金をすぐ見返りとしてもらおうとするんです。
自分のかけた労力に対して、今すぐに対価が返ってくるものを大切にする傾向があります。
それに対して経済的自由人は今すぐに対価を得ることよりも、将来のために先払いすることを重視しています。
ビジネスを立ち上げることを例に考えてみましょう。
ビジネスを立ち上げるには、時間が必要です。
ビジネスを立ち上げたからといって今すぐに儲かるわけではありません。
むしろ起業直後は「働いている時間に対して収入が全く割に合わない」なんてこともザラです。
会社員やサラリーマンのように、会社から決まった額のお給料がもらえるわけではないので不安定ささえあります。
しかしお金を儲けることのできる仕組みを考えて構築し、その仕組みがうまく回るようになればその後は手をかけなくても勝手にお金は儲かります。
このように、経済的自由人は将来のために種をまいて育てることを何よりも大切にします。
育てている間は大変かもしれませんが、それが将来的に大きなリターンとなって返ってくることを知っているのです。
だから目先の利益だけを追いかけるようなぬるいことはしません。
経済的自由人になるための方法
ここからは経済的自由人になるための具体的な方法を示していきます。
①使途不明金をなくす
まずは「どこで使ったかわからないお金」をなくしましょう。
- 多分コンビニで使った
- 多分自動販売機で使った
- 多分飲み代で使った
このようにどこで使ったか曖昧なお金がありませんか?
このように使途不明金が多い状態は、水道の蛇口が開きっぱなしになっている状態と同じです。
知らない間に出しっぱなしになっている水のように、気づかないうちにお金がどんどん出ていっている状態になってしまっているのです。
お金がない原因は使途不明金や無駄遣いの習慣によるものが大きいです。
お金を使うこと自体は問題ありませんが「これは本当に自分にとって必要なものなのか?」と考えながらお金を使うことが大切です。
- 無駄に高い家賃
- あまり通っていないジムの契約
- ほぼ乗っていない車
これらのような「なんとなくの出費」はどんどんカットしましょう。
経済的な自由を手に入れたいのであれば、まずはこういう身近な部分から確認していくことが重要です。
②お金は効果性で判断して使う
実はお金に対する恐怖心が高い人ほど、見栄や快楽が満たされるまでお金を使ってしまう傾向があります。
たとえば、友人が持っているブランドバックや高級時計を見て自分も欲しくなったり、見栄を張るために良い車に乗りたかったりしてしまうのです。
本当にそのものに価値を感じて購入しているわけではなく、他人からの見え方を気にしてお金を使ってしまうわけですね。
このような欲求に上限はありません。
使えるお金があれば、いくらでも使ってしまうような浪費癖がついてしまいます。
だからこそお金を使うときには「効果性」を考えて使いましょう。
「この出費が自分や周りにとって価値があるものかどうか?」判断してお金を使うのです。
たとえば、普段パソコンを使って仕事をしている人が仕事の効率を上げるために今より良い性能のパソコンを買うのであれば、それは「効果性のある出費」と言えます。
また「友達への誕生日プレゼント」なども、友達が喜んでくれると言う意味では「効果性のある出費」だと言えるでしょう。
つまり「それを買うことで自分や周りにプラスの効果をもたらしているかどうか?」を大切な判断基準にするのです。
「自分の出費が何の効果を生み出すのか?」これを考えながらお金を使うことで、より良いお金の使い方が身に付きます。
③自己投資して「稼げる自分」になる
1番効果のあるお金の使い方は間違いなく『自己投資』です。
自分の成長のためにお金を使いましょう。
そうすることで圧倒的に『お金を稼げる力』を身に付けることができます。
自分自身が生み出せる『価値』を高めるのです。
子どものころは、お手伝いをして1日100円稼ぐのがやっとではありませんでしたか?
でも今あなたは少なからずそれ以上のお金を稼ぐ力を身に付けているはずです。
それこそがあなた自身が生み出せる『価値』なんです。
つまり、収入を生み出す原資である『自分自身の価値』を高めれば、その分だけたくさんのお金を稼げるようになります。
たとえば、時給1,000円のアルバイトが一生懸命勉強してエンジニアに転職したとします。
そこで技術を高めて時給3,000円になったとしたら、勉強に使った(投資した)お金を余裕で上回る額を稼げるようになる。
だからまずは必死にお金を貯めることよりも、自分自身に投資をして『稼げる自分』になることを優先したほうがいいのです。
お金を貯めるのはその後だって遅くはありません。
④ストック収入をつくる
収入には大きく分けて『フロー収入』と『ストック収入』の2種類があります。
何かの対価として支払われる収入のこと。
たとえば、会社員は労働の対価として給料をもらう。
Web制作をしたり、デザインをしたり成果報酬として受け取るお金もフロー収入です。
所有している資産から収入を得ること。
例えばアパートの大家さんは、そのアパートを持っているだけで住人から家賃を得ることができる。
YouTubeやブログなどのコンテンツもストック収入です。
一度コンテンツを作ってしまえば、後からお金が入ってくる仕組みを構築することができるからです。
このようにフロー収入はそのとき限りの一時的な収入に対して、ストック収入は継続的に収入が発生する仕組みです。
だから経済的に自由になりたければ、『ストック収入』を作ることを目指してください。
ここで1つ注意点があります。
ストック収入は「すぐにはお金が入ってこない」と言うことです。
ブログでもYouTubeでもそうですが、稼げるようになるまでは忍耐も我慢も必要です。
収入が入る仕組みを構築することができれば、そこからは収入が入り続けます。
だからまずはフロー収入をメインの柱としつつ、その傍らでストック収入を入る仕組みを構築していくことをオススメします。
まとめ
今回の内容をまとめておきます。
- 安定より自由を求める
- できないことを気にしない
- 怖くてもリスクを取る
- 将来のための先払いをする
- 使途不明金をなくす
- お金は効果性で判断して使う
- 自己投資をして稼げる自分になる
- ストック収入を作る
もっと詳しく知りたい方はこちらの方を読んでみて下さい。