- マーケティングってそもそも何なの?難しそう……
- マーケティングの勉強をしていると「4P」って聞くけどよくわからない……
この記事ではこんな疑問にお応えします。
どうも、まさき(@masaki_2papa)です。
このツイートを詳しく解説!
- マーケティングとは?
- マーケティングの基本中の基本「4P」とは?
- マーケティングにおいていちばん重要なこと
【4Pを徹底解説】マーケティングを極めればどんなものでも売れる!
そもそもマーケティングとはどんなものか?
マーケティング=市場活動と言えるので、マーケティングはビジネスそのものであるといえるのですが、概念は非常に曖昧で、学習がしにくいです。
アメリカのマーケティング協会のマーケティング定義では、このように定義されています。
Marketing is the activity, set of institutions, and processes for creating, communicating, delivering, and
exchanging offerings that have value for customers, clients, partners, and society at large.マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。
アメリカマーケティング協会のマーケティング定義(American Marketing Association:AMA)
これってつまりビジネスにおけるすべてのプロセスのことを指してるってことじゃない?
そうなんです!
商品を作り、適切なお客様に、適正な値段で、お届けする。
ビジネスすべてにおいて、行われる仕事は広い意味でマーケティングという言葉になります。
マーケティングを学ぶと何ができるのか?
分かりやすくマーケティングを一言で表せば現代資本主義の魔法です。
つまりマーケティングを取得すれば、何でも商品を売れるようになり、稼ぐ事はそれほど難しいものではなくなります。
インターネットが発達した現代ではおもに、デジタルマーケティングが主流のマーケティング手法になってきています。
ネット社会の時代だからこそ、デジタルマーケティングは最強の武器になるんだねぇ〜!
そうです。
ここからはマーケティングの基本「4P」をわかりやすく説明していきます!
マーケティング理論の基本「4P」とは?
「4P」について説明します。
- Product(商品)
- Place(販売する場所)
- Price(価格設定)
- Promotion(営業、販売促進)
これらの頭文字をとって「4P」と称されます。
マーケティング理論の基本である「4P」を理解することでマーケティングの有効性が分かるようになります。
詳しく掘り下げます。
Product(商品)
ビジネスではまず「何を売るべきか?」を考えます。
当たり前ですが「商品」がなければ売るものがなく、ビジネスは成立しません。
大きな会社などではまず市場調査をします。
いわゆるマーケティングリサーチです。
顧客(お客様)のニーズ(求めているもの)を調査して、その結果を見た上で「商品」を開発していきます。
そういった中で、
- ブランディング
- キャッチコピー
- デザイン
- サポート
なども同時に考えていきます。
【例】カルビーの「じゃがりこ」の誕生経緯
お菓子メーカーのカルビーと言えば、ポテトチップスが定番の商品。
ポテチが超有名で売れているお菓子であることは周知の事実ですね。
しかし、カルビーはポテトチップスでは満足しませんでした。
「もっと良いものが作れるだろう」
ということでマーケティングリサーチを行ったところ、ポテチにはデメリットがあったのです。
- 手が汚れる
- 一度開けると持ち運びが難しい
と考える顧客の気持ちの先にある、
- 手が汚れないポテチに似たお菓子
- 持ち運びができる気軽なポテチに似たお菓子
があったらいいなぁというニーズを満たすべく「じゃがりこ」を開発。
これがマーケティングリサーチを生かした商品開発の例です。
Place(販売する場所)
次に「商品をどこで売るのか?」を考えます。
いくら美味しくて究極の食材を使ったラーメンを作っても、誰も来ないような山奥でお店を開いたところで人は来てくれませんからね。
デジタルコンテンツについても全く同じ考え方が必要です。
【例】電子書籍
電子書籍を販売すると考えたときに、販売する場所は選択肢がいろいろあります。
- Kindle (Amazonで販売)
→印税率70%、最大単価1,250円 - noteで販売
→印税率85%、最大単価60,000円 - 自社サイトで販売
→印税率95%、最大単価は設定なし
Kindleで販売すると、広く売ることができるのですが単価が安くなってしまい大きく稼ぐことは難しくなってしまいます。
自社サイトで販売する場合は、認知してもらったり集客するためのマーケティング施策が必要となってくるというデメリットがある反面、最大単価は自分で設定できるので利益率は高くなります。
どこで売るかで利益率も変わってくるんだね〜。
Price(価格設定)
次に「商品をいくらで売るのか?」を考えます。
先ほどの「Place(販売する場所)」の話とも繋がってくるのですが、この値段設定がマーケティング理論における「4P」で1番重要ともいえるでしょう。
奥が深くむずかしいために、最初の商品作りではおそらくこの「値段設定」で多くの人が失敗するでしょう。
京セラ創業者である日本を代表する実業家である稲盛和夫さんでさえ「値決めは経営」という興味深い言葉を残しています。
「価格設定次第」でビジネスがうまくいくかが決まると言っても過言ではないくらい、非常に重要なのです。
安売りは初心者が陥りがちな失敗
ビジネスを始めた初心者の人ほど、自分の商品やサービスを安売りしがちなのです。
安売りにはデメリットが多いです。
安売りのデメリットは、
- 顧客(お客さん)の『こだわり』がない
- 顧客(お客さん)の『質やリテラシー』が低い
→高いお金を払える人は、しっかり物事を判断してお金を支払い、能動的なモチベーションがあるため - 利益が出ずに自分が消耗してしまう
こういった観点から安売りをしてしまうと、無駄な顧客のクレーム対応に時間が追われてしまったりすることも考えられます。
Promotion(営業、販売促進)
最後に「商品をどうやって売るのか?」を考えます。
おそらく一般的には1番マーケティングのイメージが強いところでしょう。
営業を含めた販売促進のことです。
顧客(お客さん)にどうやって認知してもらい、届けていくのか?
商品をただ作っただけでは売れることはありませんので、開発した自分の商品を宣伝していく必要があります。
マーケティングで4Pよりも大切なもの
マーケティングにおいて何より大切なのは良い商品を開発して顧客基盤を作ることです。
しっかりした顧客基盤を作っておけば、極論で言うとプロモーションなしでも商品を売ることは可能です。
マネジメントの巨匠ピーター・F・ドラッカーはこう言いました。
『マーケティングの理想は、セールスを不要にすることだ』
つまりプロモーションをかけずとも、『売れる仕組みを作ることが理想のマーケティングの形である』と言いたいのです。
- Product(商品)
- Place(販売する場所)
- Price(価格設定)
が適切であれば、プロモーションを頑張らなくとも実は商品は売れるのです。
そして、プロモーションにはどうしても『コスト』がかかります。
広告にお金がかかったり、時間的な手間もかかってしまうので、できれば省力化する方が良いのです。
顧客(お客様)からしても、売り込まれる体験は基本的に嫌がります。
顧客(お客様)とのWin-Winの取引をするためにも、
この流れを設計するように努力しましょう。
リストマーケティングはまさにこれに当てはまります。
【裏話】売り方を変えるだけで利益が増える
売り方を変えるだけで同じ商品を売っても、利益は増えます。
先程から何度も述べているようにマーケティングの4Pにおいて1番大切なことは、Price(価格設定)です。
Price(価格設定)は概念が広いので、ここでは『売り方』と表現します。
例えば、
- ハイクラス向け
- 経営者向け
- 富裕層向け
にするだけで、単価が一気に上がり利益も増えるのです。
富裕層のためのビジネス設計については、キングコングの西野亮廣さんも同じことを言っていました!
顧客層をニッチにしていくのです。
周りと同じようにみんなに向けて売ってしまうと、競争しなければならなくなるのでどうしても負けやすくなってし舞います。
商品の『売り方』はとことん考えて改善していきましょう。
まとめ
この記事ではマーケティング理論の「4P」を分かりやすく説明しました。
マーケティング理論はもっともっと複雑です。
マーケティングを極めると、何でも売れるようになるため、ビジネスをやる上では確実に磨くべきスキルの1つといえます。
フリーランスの学校では、マーケティングスキル以外にもビジネスをやる上での知識をたくさん学ぶことができるます。
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